クラウドストレージ

Cloud Storage

データの管理困ってませんか?

クラウドストレージとは、インターネット上にファイルを保存・共有できるように設計されたサービスのことです。別名では、オンラインストレージ等とも呼ばれます。代表的なものとして、「Dropbox」、「Box」、「Google Drive」、「One Drive」等が挙げられます。
これらを選ぶ観点としては、主に「容量」、「セキュリティ」、「同期」、「導入のしやすさ(コストも含む)」という点に着目するのが大事です。

そこで、弊社ではそれらに着目して、お客様に紹介をさせていただきます。

主な機能 Dropbox Box
容量 5TB
(Standardプラン)
無制限
共有
バックアップ 最大120日間 最大7年間
料金 ¥1500~ ¥1710~
(Starterプランで¥522.50があるが容量制限付き)

Dropbox

Dropboxのメリット

Dropboxアカウントを持っていない人とも共有可能

バッジ機能により、ファイル内で「誰が」、「何を」しているか判別可能

アプリのクラウドフォルダの規定位置からの変更が可能

Dropboxアカウントを持っていない人とも共有可能

Dropboxのアカウントを持っていない人とも共有が可能な点はメリットの1つといえましょう。これにより、共有相手に対して、Dropboxのアカウントの登録をお願いする手間が必要ないです。
一方で、誰でも共有できるならセキュリティ面が不安と感じる人もいることでしょう。けれども、そのための対策も万全です。共有する際に、「閲覧のためのパスワード」、「共有期間」、「ダウンロードの可否」等を設定可能なので、データが無作為に公開されてしまうことは防ぐことができます。

バッジ機能により、ファイル内で「誰が」、「何を」しているか判別可能

ファイルの編集に特別なアプリは必要ないです。ファイルを作成する際に使用したアプリが使用でき、編集の権限が与えられていれば編集可能です。
また、その際にDropboxにはバッジ機能があります。Word、Excel、PowerPointに限定ですが、編集したいファイルを誰かが閲覧もしくは開いている場合に、お知らせをしてくれます。 これによりコミュニケーションをとりやすくなっています。

同期はとても速く、同期の際の注意点もほとんどないです。これによりスピード感が重要な環境下での仕事において、効率よく仕事をこなせます。

アプリのクラウドフォルダの規定位置からの変更が可能

クラウドファイルを「Cドライブ」以外に容易に設定可能なため、「Cドライブ」の容量を圧迫せずPCに負担をかけることなく、長期的に使用が可能です。
これにより、パソコンの性能の低下や、寿命を延ばすことにつながり、予算の削減にもつながります。

Dropboxのデメリット

履歴が最大120日間

管理者がデバイスの制限数を設定できない
(Standardプランのみ)

履歴が最大120日間

履歴を最大120日間しか追えないのは、長期的な案件においては、物足りなさを感じることでしょう。案件初期の変更内容が確認できず、業務に支障が出てしまう可能性があります。そのため、一定の期間ごとに、自身でバックアップを取っておくことが大事です。

管理者がデバイスの制限数を設定できない(Standardプランのみ)

仕事柄多くのデバイスを使用している人にとって、デバイス制限がないことは良いことでしょう。けれども、デバイス数の制限がないということは、セキュリティの面から考慮するとよくないことでもあります。
なぜならアカウント情報が洩れたら、自由にログインされて、大事なデータを盗まれる可能性があるからです。
Dropboxは対策を講じていて、Standardプランからのアップグレードをすることです。これにより管理者がデバイス数に制限をかけられるようになるため、情報が洩れても、不正なログインを防げて、大事なデータを盗まれる確率を低下させられます。

Box

Boxのメリット

高度なセキュリティ対策

アップロード容量が無制限

高度なセキュリティ対策

BtoB向けのソフトのため、セキュリティ対策が万全で、ファイルの履歴を最大で、過去7年にわたりさかのぼって確認できます。これにより「誰が」、「いつ」、「どんな変更を加えた」ということを長期的に、履歴として残せます。
また、ファイル共有の際に個々のユーザーに与えることができる権限の種類が7種類存在します。不用意にファイルを削除してしまう可能性や、ファイルの不要なダウンロードによる情報漏洩のリスクなどを、低下させられます。(Dropboxは3種類)
さらに、編集するファイルに対してロックをかけることにより、自分以外の人に編集されたり、削除されるリスクをなくすことができます。このロック機能は、時間指定で自動的にロックを外すことも可能です。

ファイルの管理機能に関しても優秀で、検索及びフィルター機能で詳細な設定ができることにより、迅速に該当ファイルを探し出せ、スピーディーに業務をこなせます。

アップロード容量が無制限

アップロード容量に関しては無制限となっているため、残りの容量を気にすることなく、ファイルをアップロードすることができます。(無料プランは除く

Boxのデメリット

同期に難あり

アプリのクラウドフォルダの規定位置からの変更がほぼ不可能

同期に難あり

同期に注意点があり、長い名前のファイルは同期ができません。そのため、CDなどの音楽関連の業界の業務を担う際には、支障が生じる可能性があります。

アプリのクラウドフォルダの規定位置からの変更がほぼ不可能

既定位置からのクラウドファイルの変更設定が難しいことも挙げられます。
デフォルトでは、「Cドライブ」に設定されています。けれども、「Cドライブ」にはWindowsのシステムOSが入っています。そのため、「Cドライブ」の空き容量の低下に伴い、マシンが起動しなくなったり、固まるなどの不調の原因になります。
ただし、変更にはレジスタリエディタの設定を行う必要があります。レジストリエディタは、コントロールパネルからでも、設定できない項目やPCの重要な設定を保存しているものです。そのため、失敗することでPC自体が動かなくなる等のリスクが大きいのが難点です。